コロナ禍によって、オンラインのミーティングやイベントは爆発的に増えました。
中でも、オンラインでセミナーを実施する「ウェビナー」へのニーズは高まるばかり。
弊社でも数多くのウェビナーコンテンツ制作を請け負わせていただきました。
そこで、リアルなセミナー会場で使用していたパワーポイントを、ウェビナーコンテンツとして仕上げていく方法をご紹介していきます。
セミナーで使用していたパワーポイントを、ナレーション入りの動画コンテンツにする方法です。
パワーポイントには、自身でナレーションを収録し、それを動画化する機能が備わっていて、担当者ご自身でウェビナーコンテンツを制作している例もあります。
確かにパワーポイントの機能を使えば、外注先との渉外もなく、外注費もほとんどかからず、ウェビナーコンテンツを制作することができます。
が、しかし、私たちはその方法をお勧めしません。
ご自身がセミナーの担当講師は、豊富な経験がありますが、コンテンツ制作には相当なスキルが求められるため、往々にして時間もかかり、コンテンツとしてのクォリティに「?」がついてしまうケースが多々あるからです。
ライブのセミナーと、動画コンテンツでは、タイミングや話し方が変わってきます。収録1発OKとはなかなかいきませんし、音質に難があり、そして音楽・SEとのバランス調整もハードルが高い・・・
担当者の労力とかかる時間の割には、「いいウェビナーコンテンツ」として仕上がるのは稀ではないでしょうか。
弊社では、ご支給いただいたパワーポイントを動画に変換し、プロのナレーターによるナレーション、音楽・SEを追加して動画コンテンツに仕上げるサービス
「PREVIX (プレビックス)」を提供しています。
ご希望により、アニメーション設定、ナレーション原稿のリライトも承り、よりご視聴していただきやすい動画コンテンツとして納品いたします。
やっばりセミナー講師が話す、いつものセミナーをウェビナーで配信したい。
その気持ちはよくわかります!有名な講師だったらなおさらです。
また、動画で配信するなら、講師自らではなく、プロのナレーター(MC)にやってもらいたい。このケースも多いですね。
弊社では、これらどちらのケースも数多く行いましたので、その制作方法をご紹介いたします。
まず、講師の方に、いつものようにセミナースタイルでお話しいただく様子を撮影します。つかえてしまった、ちょっと言い方を変えてもう一度、など、何テイクか重ねる場合もOKです。
使用するパワーポイントは、講師の方に見えるようにモニター出しをするとともに、そのパワーポイント画面そのものもフルHDで同時収録します。
その後、撮影素材とパワーポイント収録素材を、ハメコミ合成編集を行います。
この方式を使えば、一般的な動画編集と同じように、撮影・収録後にパワーポイントに変更があっても、簡単に修正することが可能です。
編集後は、講師の方のお話しを、より聴きやすくするために整音・レベル調整を行い、音楽・SEを加えることで、視聴していただきやすく、分かりやすいウェビナーコンテンツに仕上げます。
テレビ番組や天気予報のように演出したい。そんなご要望の場合はクロマキー撮影を実施します。
講師の方には、画面があることを想定して自由に動きながらお話しいただきます。
クロマキー撮影したことによって、パワーポイント画面と講師の方の大きさや位置などを、
内容に合わせてフレキシブルに合成していくことができます。
ライブでのリアルなセミナーを超えるのはとても困難です。
しかし、動画制作のノウハウと、パワーポイントの活かし方を知っていれば、 リアルなセミナーとは一味違った、ウェビナーならではのコンテンツとして完成でき、さらにはアーカーイブデータとして、いつでも、何度でも活用できます。
ぜひ、ご相談ください。目的、制作期間・費用などに応じて、ご提案いたします。