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デジタルサイネージで縦型の動画が横向きに表示されてしまう問題

作成した縦型の動画がディスプレイでは横向きに表示されてしまう問題は、
コンテンツの作り方や保存方法で解決できます。

パワーポイント(2016/2019)にて、
スライドを動画に保存(エクスポート)する方法を説明します。

1.保存方法

リボンのファイルをクリックします。

例:DSignContentsの汎用パッケージの横テンプレート
例:DSignContentsの汎用パッケージの縦テンプレート

順番に下記を選択してください。
→ エクスポート → ビデオの作成 → プルダウンメニュー からサイズを選択します。

例:DSignContentsの汎用パッケージの横テンプレート
例:DSignContentsの汎用パッケージの縦テンプレート

→ ビデオの作成 から保存を選択して、任意のパスに動画を保存してください。
これで動画は完成です。

2.縦型の保存時の注意点

プルダウンメニューにて動画のサイズを選択しますが、パワーポイントでは4Kのボタンを選択しても4Kサイズにできません。 図のように選択できるのは、最大で1212x2160ピクセル、次に大きいサイズでも4K(2160x3480)とフルHD(1080x1920)に中間のサイズとなります。
よって正しい4KとフルHDサイズには出力ができないので注意が必要です。 デジタルサイネージのプレーヤーや配信ソフトで表示調整ができるものであれば表示が可能ですが、丁度よいサイズではない為にディスプレイ表示で画像の荒れ等が生じる可能性があります。

3.縦型ディスプレイでの対応方法

しかし上記方法で縦スライドを動画保存をしたはずなのに、STB内蔵型のディスプレイでは横向きに表示されてしまうことがあります。

このタイプのディスプレイでは、パワーポイントで横にした
縦型コンテンツを作成する必要があります。

または縦型で保存した動画をなんらかの画像編集ソフトで、横型に動画ファイルを回転させてから保存します。

(1) 編集ソフトで横型画面に縦型動画を取り込む。
(2)動画ソフトにて、動画をディスプレイの向きに回転をさせて、保存する。

数年前まではムービーメーカーという回転保存が可能なソフトがマイクロソフトから無償で提供されていましたが、 数年前にサポートが終了し、現在はマイクロソフトから無償ソフトの提供はされていません。なんらかの有償ソフトが必要となります。
※2022年6月23日現在 当社調べ。

DSignContentsなら
縦型コンテンツも簡単に作成できます!

DSignContentsには縦型動画・静止画を横画面用に自動的に回転させるテンプレートを同梱しています( DS_テンプレート_画面差替シリーズのテンプレート)。 このテンプレートとDSignContentsの機能で、ドラッグ&ドロップだけで、縦型コンテンツを回転すると同時に煩雑なパワーポイントの自動生成設定も行います。

操作は簡単。DSignContentsのウィンドウから該当の縦型動画ファイルをこのテンプレートのスライド上にドラッグ&ドロップするだけです。

回転したコンテンツをDSignContentsで動画保存すると、横向き回転された動画ができあがります。
このとき、ピクセルサイズの大きい動画はwmvではなくmp4形式での保存をおすすめします。 同じピクセルサイズでもmp4形式の方が早く変換できますし、ファイルサイズも小さくなります。

まずはDSignContentsの30日試用版をお試しください!